サブゼミ 3Dプリンターin MUTOH

2月1日に池尻大橋駅にある武藤工業に先生、若さん、ゆうまさん、わたなべの4人で行ってきました。
今回の見学の目的としては今後研究室に3Dプリンターを導入した時にどのような使い方が出来るかを検討したり、どのようなモノが出来るのか、操作の仕方などを学びに行きました。

3Dプリンターを使って、八幡浜のトイレコンペでM1と先生が作った作品を出力してもらいました。
本来なら出力に5〜6時間かかるところ、今回は事前に武藤工業さんのほうに事前にデータを送信していたこともあり1時間30分程度で模型を作っていただくことが出来ました。

手順
1.模型データを3Dプリンターに送る。


2.3Dプリンターが石膏の粉を固めて模型を出力する。

3.化石を発掘するように石膏の粉の中に埋もれている模型を慎重に取り出す。


4.専用の掃除をする機械のところに移動し、出力した模型に着いた粉を専用のエアーで吹き飛ばす。


5.専用の液体に模型を浸す。


6.クッキングペーパーなどのくっつきにくい紙を敷き、その上で模型を乾かす。


7.完成!!!(壊れた部分はアロンアルファーなどの接着剤でくっつける)

今回出力して分かったことは、トラスの部材の部分を1mmで出力したところ薄すぎて粉を吹く時に風力で壊れてしまう可能性が高いということがわかりました。このことから、今回協力していただいた社員さんの方から1.5mm以上あると壊れにくいのではないかという見解がありました。また、石膏の粉自体は安いが、色をつけたりするとコストが高くなるといったことがわかりました。

今回のサブゼミでは3Dプリンターを使うことで難しい部分の模型表現が正確に作れたり、ディテールの研究に利用することが出来るなど色々な発見がありました。
また、一番大変なのがデータを作ることと若さんが言っていたので皆さん“あきらめず”に頑張りましょう!
今回のゼミに協力していただいた武藤工業の皆様ありがとうございました。

以上最近スラムダンクを再読し始めたわたなべでした。